2015年03月18日
東京マルイ ゴールドカップ・ナショナルマッチ
ナショナルマッチとは、コルト社が戦前から射撃競技用に生産していたガバメントですね。
ガバメントがシリーズ70に移行し、ゴールドカップモデルとして生まれ変わりました。
リブ付きスライド、イライアソン可動サイト、ワイドトリガーなどが特徴として挙げられます。
さて、東京マルイと書きましたがこれはウソですね。
マルイはこんなマイナーなものはモデルアップしてくれません。
正しくは、東京マルイ「コルトガバメント シリーズ70」を海外製のスライドやパーツを組み合わせて制作したカスタムガンになります。
というわけでこちらがカスタムした「ゴールドカップ・ナショナルマッチ」です。
上でも書きましたが、ベースとなったのは東京マルイのシリーズ70。
そして海外メーカーであるARMY ARMAMENTのゴールドカップ・ナショナルマッチです。
ARMY ARMAMENT製のガバメント系はほぼ全てマルイのコピー品です。
スライドは問題なく組み込めるほか、各種パーツの互換性も期待できます。
ただ、一部組み込みにかなり苦労した部分もありますので、それは後述します。
自分はこの二つの製品を組み合わせ、東京マルイの性能を引き継いだ「ゴールドカップ・ナショナルマッチ」を作りました。
刻印は、若干馬の形が変な感じもしますが、まあまあ許容範囲ですね。
ちなみに今回の塗装はGスミスのガン用スプレー「銃Ⅰ」を使用しています。
乾燥後ペーパー、布を駆使して黒く光るような鏡面加工をしてあります。
とはいっても素人仕事なので出来はそこまでよくありませんが。
ゴールドカップということで、刻印の一部に金色の墨入れなんかもしてみたり…
ゴールドカップということで、外装パーツも金色にしてみました(笑)
これはキャロムショットのガバメント用のゴールドパーツですね。
スライドストップ、セーフティが金色になっています。
トリガーも金色の3ホールトリガーが存在しますが、ゴールドカップといえばこのトリガーですよ。
ワイドトリガー!
これはARMY製の純正品を使用しました。
トリガーバーの付いたまま交換しましたが、何の問題もなく作動します。
ただし、ワイドトリガーだけあって、マルイのフレームでは当然幅が狭い為稼働しません。
なので、フレーム側をゴリゴリ削ってワイドトリガーの可動するスペースを確保しました。
今では問題なく作動します。
グリップは米国製の実物の木製グリップを装着しています。
本物だけあってかなりの高級感ですね。
ちなみにグリップスクリューもキャロムショット製の金色スクリューです。
アウターバレルもキャロムショット製の金色真鍮アフターバレル。
刻印は「BARSTO 45 ACP」になっています。
サイトは実銃通りイライアソンサイトが装備されており、きちんと左右調整も可能です。
ホールドオープン。
金色に光るアウターバレルが美しい。
●組み込みの苦労した場所
このカスタムで一番組み込みに苦労したのはハウジング部分です。
見ての通りハウジングピンの穴がすごいことになっていますね(笑)
どうもARMY製のハウジングの突起は若干マルイの物と違うらしく、マルイフレーム内部の切り欠きと一致しませんでした。
仕方がないのでマルイフレーム側を削りに削って、ようやく入るようにはなったんですが、今度はピンを差し込む穴の位置がずれている…
そんなわけでこういう不格好な形になってしまったわけですね。
それに加えてハウジング底部も若干フレームからはみ出ていたので、今度はハウジング自体をゴリゴリとヤスリで削ってなんとか面一っぽく仕上げました…
ここまでやって、マルイのMEUのストレートハウジングを注文して加工すれば早かったことに気がつきました、遅すぎましたね(笑)
これは組み込みとは関係ないですが、ゴールドカップナショナルマッチのフレームには握る部分に滑り止めのセレーションがあることに気がついてしまいまして…
不器用ながら自分で掘ってみました。
線はあんまり揃ってないし斜めっぽくなってるけど、まあ形にはなりました。
そんなわけで、「ゴールドカップ・ナショナルマッチ」でした。
なんとか形にはなったかな?
作動も今のところは問題ありません。
まあ個人的には上手く出来た部類だとは思います。
作動性ですが、まあメタルスライドなので当然悪くはなります。
しかし、これはガスの圧力の問題なので、夏になれば今よりももっと快調な動作になりますね。
リコイルも手首にくる感じで、非常に迫力があります。
スライド、アウターバレル共に金属なので、スライドを引く時の金属音がとてもいいですね。
実射性能についても、チャンバー周りは全てマルイ製のものに変更しているので良好だと言えますね。
しかしこのカスタム、お金だけは無駄にかかった気がします。
シリーズ70、ナショナルマッチの二つの本体代だけで3万円はかかっているし、その他のパーツ代でも3万円くらいはかかっていますね…
つまり約6万円はかかっています、どういうことなの\(^o^)/
ここまでくるとマルイの次世代M4が買えてしまう値段です、いうなれば「次世代ハンドガン」ですね…どうしてこうなった。
これだけ手間のかかった子ですが、今回ヤフーオークションにかけてしまうことにしました。
この子を引き取ってくれる方を募集しています。
詳細はまた後で投稿いたしますので、気になる方はどうかよろしくお願いします。
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