2015年03月17日
マルシン 44オートマグ クリント1
44オートマグは、オートマグ・コーポレーションという会社から発売された、世界初のマグナム弾を使用する自動拳銃です。
自動拳銃特有の装弾数、反動軽減などの面から注目されていたものの、実際には作動不良の頻発により商業的には大失敗をした銃として名を残しています。
この影響でAM社が倒産した後もメーカーが売却や合併を繰り返したため、刻印が「AM」の他にも「TDE」、「HIGH-STANDARD」、「AMT」と実に3種類存在するややこしいモデルとなっています。
このクリント1は、最後にオートマグを生産したAMT社からクリント・イーストウッドに送られた8.5インチのリブ付きの銃身の特別モデルです。

映画「ダーティハリー4」では、このクリント1を模したブロップガン「クリント2」をイーストウッド氏演じるキャラハン刑事本人が使用して一躍有名になりました。
射撃場で使用するシーンが非常に印象深いですね。

そんなわけで見ていきましょう。
自分が購入したのはもちろんステンレスモデル(黒HWモデルも存在します)。
マルシンのステンレスメッキはやはり綺麗だと思います。

8.5インチのリブ付き銃身は実銃のシルエットそのままで非常に迫力があります。

刻印は実銃通りAMT社のものですね。
わりと綺麗な刻印だと思います。

リアサイトは左右上調整のアジャスタブルタイプ。

グリップは木目調に見えますがプラグリップです。
これでも雰囲気は出ていますね。

セーフティはグリップ後部のレバー で、上がセーフティ、真ん中が発射、そして下が空撃ちモードになっています。
そしてこちらがマガジンです、大きいですね。
実はこのクリント1、6mmのBB弾ではなく8mmBB弾を使います。
装弾数はなんと10発です。
8mm仕様なのでインナーバレルが目立たずマズル部分は迫力がありますね。
ライフリングもちゃんと再現してあるのは嬉しいところ。
この銃の分解の簡単さは自動拳銃譲りです。
テイクダウンレバーを下げて、
そのままスッと前方に銃身が抜き出せます。
銃身であってスライドではありません。
そう、なんとこの銃にはスライドが存在しません。
その代わりに「ターン・ボルト・ロッキング・システム」というものを採用しています。
つまりM4ライフルなどに用いられるような機構ですね。
このように後端のボルトによってブローバックします。
そのため、弾を発射するための機構は全て下部分に集約されています、何だか不思議な銃ですね。
●実射性能について
マルシンの8mmBBモデルといえば、こと命中精度が悪いことに定評があります(6mmモデルもだけど)。
この銃もそれに漏れることなく「命中精度なんてなかった」な状態ですので、期待するだけ無駄というものですね…
一応可変HOPは存在しますが、マルシンの提唱するLD-2システム(二重にHOPをかけるというよくわからないシステム)により不安定極まりない弾頭を描きます。
マルシンさんもそろそろV字HOPパッキンとか、命中精度の部分でも手を加えてくれないかなあ(とか言っていると、CO2ガスガンのファイブセブンという素晴らしい出来の銃が発売されました)。
あと、自分が買ったものだけかもしれないですが、箱出しの作動性は最悪でした。
ボルト部分の動きがすこぶる悪く、ブローバックがかなりもっさりした動きになってしまっていましたね。
内部を磨いたので今では多少はましになってはいますが、それでも作動性がいいとは言えません。
このあたりの検品体制も見直して欲しいところですね。
というわけで「44オートマグ クリント1」でした。
命中精度や作動性については酷評はしていますが、8mmBB弾を撃った時の迫力だけは折り紙つきです。
6mmBB弾を使用する銃とと是非比べてみてほしいですね、その圧倒的な音にびっくりすると思いますよ。
観賞用にもこのモデルはおすすめできますね。
ダーティハリーファンや、この形が気に入った人ならおひとつ買ってみてもいいのではないでしょうか。
自動拳銃特有の装弾数、反動軽減などの面から注目されていたものの、実際には作動不良の頻発により商業的には大失敗をした銃として名を残しています。
この影響でAM社が倒産した後もメーカーが売却や合併を繰り返したため、刻印が「AM」の他にも「TDE」、「HIGH-STANDARD」、「AMT」と実に3種類存在するややこしいモデルとなっています。
このクリント1は、最後にオートマグを生産したAMT社からクリント・イーストウッドに送られた8.5インチのリブ付きの銃身の特別モデルです。

映画「ダーティハリー4」では、このクリント1を模したブロップガン「クリント2」をイーストウッド氏演じるキャラハン刑事本人が使用して一躍有名になりました。
射撃場で使用するシーンが非常に印象深いですね。

そんなわけで見ていきましょう。
自分が購入したのはもちろんステンレスモデル(黒HWモデルも存在します)。
マルシンのステンレスメッキはやはり綺麗だと思います。

8.5インチのリブ付き銃身は実銃のシルエットそのままで非常に迫力があります。

刻印は実銃通りAMT社のものですね。
わりと綺麗な刻印だと思います。

リアサイトは左右上調整のアジャスタブルタイプ。

グリップは木目調に見えますがプラグリップです。
これでも雰囲気は出ていますね。

セーフティはグリップ後部のレバー で、上がセーフティ、真ん中が発射、そして下が空撃ちモードになっています。

そしてこちらがマガジンです、大きいですね。
実はこのクリント1、6mmのBB弾ではなく8mmBB弾を使います。
装弾数はなんと10発です。

8mm仕様なのでインナーバレルが目立たずマズル部分は迫力がありますね。
ライフリングもちゃんと再現してあるのは嬉しいところ。

この銃の分解の簡単さは自動拳銃譲りです。
テイクダウンレバーを下げて、

そのままスッと前方に銃身が抜き出せます。
銃身であってスライドではありません。
そう、なんとこの銃にはスライドが存在しません。
その代わりに「ターン・ボルト・ロッキング・システム」というものを採用しています。
つまりM4ライフルなどに用いられるような機構ですね。

このように後端のボルトによってブローバックします。
そのため、弾を発射するための機構は全て下部分に集約されています、何だか不思議な銃ですね。
●実射性能について
マルシンの8mmBBモデルといえば、こと命中精度が悪いことに定評があります(6mmモデルもだけど)。
この銃もそれに漏れることなく「命中精度なんてなかった」な状態ですので、期待するだけ無駄というものですね…
一応可変HOPは存在しますが、マルシンの提唱するLD-2システム(二重にHOPをかけるというよくわからないシステム)により不安定極まりない弾頭を描きます。
マルシンさんもそろそろV字HOPパッキンとか、命中精度の部分でも手を加えてくれないかなあ(とか言っていると、CO2ガスガンのファイブセブンという素晴らしい出来の銃が発売されました)。
あと、自分が買ったものだけかもしれないですが、箱出しの作動性は最悪でした。
ボルト部分の動きがすこぶる悪く、ブローバックがかなりもっさりした動きになってしまっていましたね。
内部を磨いたので今では多少はましになってはいますが、それでも作動性がいいとは言えません。
このあたりの検品体制も見直して欲しいところですね。

というわけで「44オートマグ クリント1」でした。
命中精度や作動性については酷評はしていますが、8mmBB弾を撃った時の迫力だけは折り紙つきです。
6mmBB弾を使用する銃とと是非比べてみてほしいですね、その圧倒的な音にびっくりすると思いますよ。
観賞用にもこのモデルはおすすめできますね。
ダーティハリーファンや、この形が気に入った人ならおひとつ買ってみてもいいのではないでしょうか。
CM355Lの追記と新計画
HK45タクティカルを入手!!
M1911A1 改造計画その⑨
M1911A1 改造計画その(8.5)
M1911A1 改造計画その⑧ ようやく基本形完成
東京マルイ M4A1 MWS PTS MEGA ARMS カスタム
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実銃もジャムりまくって作動性悪いと聞きますし。
6mm使用で連射したら3発に1発ジャムるシステムだったら買ってみたいと思います(笑)
はじめまして、コメントありがとうございます。
なる程、たしかにそうですね(笑)
オートマグ=作動性が悪いというところもきちんと再現してくれるとは、さすがはマルシンさんでした(
こういったモデルはネタになるので、サバゲでも使えるように6mmモデルも出して欲しいですよね。