2017年01月19日
CYMA CM355L M870 M-style デザートカラー
とっても久しぶりに新製品のレビューをします。
今回は海外のメーカーCYMAから発売された「CM355L M870 M-style スポーツライン」のデザートカラーverです。
M-styleというのは、所謂マグプルスタイルのことですね。
以前ノンブランド品のM870のマグプルタイプをレビューしましたが、大体それと同じ見た目です。
外箱と中身。
写真には写っていませんが、CYMA製のシェルマガジンが1つだけ付属します。
あとマルイコピーのBBローダーとBB弾です、もはやお約束ですね。
こちらが本体。
所々オリジナリティが出ているようですが…
詳しく見ていきましょう。
まずは刻印類。
ショットガンらしい刻印が入っていますが、なんとレミントンの刻印まで入ってます。
プリント刻印とはいえ、これは大丈夫なんでしょうかね。
まあこちらとしては嬉しいところです。
フォアエンドはマグプルタイプを踏襲しているデザインになっています。
ただ、エアコキ用のデザインのためサイズ自体は実際のものよりもかなり太くなっていますね。
それでも握りやすさは流石で、ノーマルのM870のフォアエンドとは比べ物にならないグリップ力です。
ストックもちゃんとマグプルタイプに。
こちらはより実物に近いものになっていて、ストックの長さの調節機能まで再現してあります。
スリングの取り付け箇所もあり、高機能なストックです。
ちなみにフォアエンドもストックもマグプル刻印はありませんでした。
版権を考えると当然の措置ですが、グリップ部分の滑り止めのマークデザインがまんまマグプルマークです(笑
このCM355シリーズにはサイトが標準装備のようで、フロント、リアサイトともに存在します。
フロントは固定式ですが、リアサイトの方は左右の調節が可能になっています。
デザイン的にマルイのエアショットガン「M3ショーティ」についているサイトと同じようなもののようです。
ただこのサイト、実際に構えると全く照準が合いません。
というのも、リアサイトの位置が低すぎてフロントサイトの高さに全く合わないんですよね。
しかもこのリアサイト、つまんでみると全方向にぐにゃりと動くため取り付け方法はおそらく両面テープか何かでしょう。
必要ないなら簡単に取ってしまえるので、かえっていいのかもしれないですね。
レシーバー上部。
光学サイトを載せたい場合はここに穴をあけてマウントを取り付ける必要があります。
ただ、今回購入したのはスポーツラインの方なので、レシーバーは樹脂製です。
穴をあける際は細心の注意をしないとですね。
セーフティはショットガンの標準的なもの。
CYMAのエアショットガンシリーズにはお約束の、コッキングの際にポートカバーが前後するギミックは勿論搭載。
ただ、それによってメカボックスが丸見えになるので賛否両論です。
例の如く機構自体はマルイのショットガンとほぼ同一なので、マルイ製のシェルマガジンと互角性があります。
ただ、CYMAのエアショットガンはマガジンの排莢の際に引っかかりがあり上手く排莢されません。
それでお悩みの方は、こちらのコメント欄に書いてあることを試してみると幸せになれるでしょう。
●ストックの長さ調節
せっかくストックの長さが変えられるので、実際に変えてみましょう。
まず、ストック後端のゴムパットを取ります。
ネジのモールドがありますが、これはダミーなので回せません。
ゴムを歪めながら後ろに引くとゴムパットが取れて、ネジ部が露出します。
そのネジと、ストック側面のネジ二つを外すと、内部パーツを引き出すことができます。
分かりやすくするとこんな感じですね。
真ん中の黒いのに刺さっていたパーツがスペーサーで、これを減らしたり増やしたりすることで長さの調節を行います。
これ単体では二つしか付属していないので、追加で取り付けたい場合はもう一つCM355を購入する必要があります。
まあそうなるとストックが長すぎてコッキングがやりにくくなるのでので、誰もしないとは思いますが(笑
自分の場合は、スペーサーを二つとも外してストックを一番短い状態にしました。
ストックエンドを並べて比べてみるとこんなに違います。
ストックが短くなると、あまり腕を伸ばさずにコッキングできるようになるため構えるのも楽ですし、マグプルタイプのフォアエンドが良い感じのグリップ感の為ノーマルよりも相当コッキングしやすいです。
加えて今回はスポーツラインなのもあって重量も軽い軽い。
サバゲーではとても使いやすそうですね。
●弾速測定
というわけでお楽しみの弾速測定です。
海外製品は当たり外れが激しいので、ここで低初速の場合かなり面倒くさいことになります。
今回も単発発射と三発動時発射の場合で測定してみます。
頼むぞ頼むぞ~~
こちらが単発の初速。
高すぎず低すぎず、良い感じですね~!!
で、こちらが三発同時発射の初速。
無難な感じにまとまってますね、これは所謂当たり個体ってやつでしょう。
命中精度に関しては、ちょっと長い距離が取れる環境ではないため測定が難しいので今回は省略。
実際に長いシューティングレンジに持って行ってからでないと詳しいことは何とも言えませんね。
幸い近所に完全無料で使える20mクラスのレンジがあるので、今度試してきます。
●CYMA「CM350L」との互換性について
今回フルメタルの方ではなくスポーツラインを購入したのには理由があります。
自分は元々フルメタルのCM350Lを所持しているので、要はコンバージョンしちゃえってことですね。
そんなわけで早速作業開始。
まずはフォアエンドからばらしてみましょう。
まずシェルチューブとアウターバレルを固定しているバレルクランプを外します。
次にシェルチューブを外し、フォアエンド下部の六角ネジを二つ外します。
そうするとフォアエンドが前方向にスルッと抜けます。
このようにフォアエンド部分自体は簡単にばらせるようですね。
CM350Lの方も大体同じ手順で外し、いよいよフィッチング…
キター!!
無事組み付け出来ました。
詳しく見てみるとCM355LとCM350Lのどちらも同一構造のようなので、ここは互換性があるようです。
さて、あとはストックを付けかえれば完成です。
ストックを外すにはこちらのネジを外すだけの簡単な作業です。
ちゃちゃっとやっちゃいましょ
う…?
あれ、なんか入らないんですけど…
それもそのはず、そもそもストック取り付け基部の設計が違いました。
CM350Lのものと比べて明らかに短いですね。
ぱっと見は「長いなら短くすればいいんじゃないの」と思いますが、微妙に取り付け角度にも違いがあります。
いやあこりゃー盲点でしたね…これでは互角性はないですね。
というわけで元に戻して見なかったことにしました\(^o^)/
というわけで「CM355L M870 M-style デザートカラー」でした。
いやーよかったですね。
マグプルスタイルのショットガンが好きな自分にとっては、まさに期待通りの製品でした。
こちらもよかったですが、やはりショットガンは数発発動時発射できないとですよね。
初速も期待通りの性能で、特に文句はありません。
命中精度がまだわからないので不安はありますが、CYMAのエアショットガンシリーズにはマルイのM3用のHOPパッキンが流用できるらしいので改善策もあります。
そういう点でもお勧めのCM355です。
まだ新しい製品で売り切れているショップもあるようなので、欲しい方はお早めに!!
あ、そういえばひとつだけ不満がありました。
それは…
ここに本来取り付けられているはずのゴムカバーがなかったことです。
これは最初からないのか取り付け忘れなのか…
ちょっとよくわからないですが、もしも同じくCM355シリーズを買った方が居られましたら、情報をいただけると幸いです。
2017/1/23追記
こちらに詳細書きました。
今回は海外のメーカーCYMAから発売された「CM355L M870 M-style スポーツライン」のデザートカラーverです。
M-styleというのは、所謂マグプルスタイルのことですね。
以前ノンブランド品のM870のマグプルタイプをレビューしましたが、大体それと同じ見た目です。
外箱と中身。
写真には写っていませんが、CYMA製のシェルマガジンが1つだけ付属します。
あとマルイコピーのBBローダーとBB弾です、もはやお約束ですね。
こちらが本体。
所々オリジナリティが出ているようですが…
詳しく見ていきましょう。
まずは刻印類。
ショットガンらしい刻印が入っていますが、なんとレミントンの刻印まで入ってます。
プリント刻印とはいえ、これは大丈夫なんでしょうかね。
まあこちらとしては嬉しいところです。
フォアエンドはマグプルタイプを踏襲しているデザインになっています。
ただ、エアコキ用のデザインのためサイズ自体は実際のものよりもかなり太くなっていますね。
それでも握りやすさは流石で、ノーマルのM870のフォアエンドとは比べ物にならないグリップ力です。
ストックもちゃんとマグプルタイプに。
こちらはより実物に近いものになっていて、ストックの長さの調節機能まで再現してあります。
スリングの取り付け箇所もあり、高機能なストックです。
ちなみにフォアエンドもストックもマグプル刻印はありませんでした。
版権を考えると当然の措置ですが、グリップ部分の滑り止めのマークデザインがまんまマグプルマークです(笑
このCM355シリーズにはサイトが標準装備のようで、フロント、リアサイトともに存在します。
フロントは固定式ですが、リアサイトの方は左右の調節が可能になっています。
デザイン的にマルイのエアショットガン「M3ショーティ」についているサイトと同じようなもののようです。
ただこのサイト、実際に構えると全く照準が合いません。
というのも、リアサイトの位置が低すぎてフロントサイトの高さに全く合わないんですよね。
しかもこのリアサイト、つまんでみると全方向にぐにゃりと動くため取り付け方法はおそらく両面テープか何かでしょう。
必要ないなら簡単に取ってしまえるので、かえっていいのかもしれないですね。
レシーバー上部。
光学サイトを載せたい場合はここに穴をあけてマウントを取り付ける必要があります。
ただ、今回購入したのはスポーツラインの方なので、レシーバーは樹脂製です。
穴をあける際は細心の注意をしないとですね。
セーフティはショットガンの標準的なもの。
CYMAのエアショットガンシリーズにはお約束の、コッキングの際にポートカバーが前後するギミックは勿論搭載。
ただ、それによってメカボックスが丸見えになるので賛否両論です。
例の如く機構自体はマルイのショットガンとほぼ同一なので、マルイ製のシェルマガジンと互角性があります。
ただ、CYMAのエアショットガンはマガジンの排莢の際に引っかかりがあり上手く排莢されません。
それでお悩みの方は、こちらのコメント欄に書いてあることを試してみると幸せになれるでしょう。
●ストックの長さ調節
せっかくストックの長さが変えられるので、実際に変えてみましょう。
まず、ストック後端のゴムパットを取ります。
ネジのモールドがありますが、これはダミーなので回せません。
ゴムを歪めながら後ろに引くとゴムパットが取れて、ネジ部が露出します。
そのネジと、ストック側面のネジ二つを外すと、内部パーツを引き出すことができます。
分かりやすくするとこんな感じですね。
真ん中の黒いのに刺さっていたパーツがスペーサーで、これを減らしたり増やしたりすることで長さの調節を行います。
これ単体では二つしか付属していないので、追加で取り付けたい場合はもう一つCM355を購入する必要があります。
まあそうなるとストックが長すぎてコッキングがやりにくくなるのでので、誰もしないとは思いますが(笑
自分の場合は、スペーサーを二つとも外してストックを一番短い状態にしました。
ストックエンドを並べて比べてみるとこんなに違います。
ストックが短くなると、あまり腕を伸ばさずにコッキングできるようになるため構えるのも楽ですし、マグプルタイプのフォアエンドが良い感じのグリップ感の為ノーマルよりも相当コッキングしやすいです。
加えて今回はスポーツラインなのもあって重量も軽い軽い。
サバゲーではとても使いやすそうですね。
●弾速測定
というわけでお楽しみの弾速測定です。
海外製品は当たり外れが激しいので、ここで低初速の場合かなり面倒くさいことになります。
今回も単発発射と三発動時発射の場合で測定してみます。
頼むぞ頼むぞ~~
こちらが単発の初速。
高すぎず低すぎず、良い感じですね~!!
で、こちらが三発同時発射の初速。
無難な感じにまとまってますね、これは所謂当たり個体ってやつでしょう。
命中精度に関しては、ちょっと長い距離が取れる環境ではないため測定が難しいので今回は省略。
実際に長いシューティングレンジに持って行ってからでないと詳しいことは何とも言えませんね。
幸い近所に完全無料で使える20mクラスのレンジがあるので、今度試してきます。
●CYMA「CM350L」との互換性について
今回フルメタルの方ではなくスポーツラインを購入したのには理由があります。
自分は元々フルメタルのCM350Lを所持しているので、要はコンバージョンしちゃえってことですね。
そんなわけで早速作業開始。
まずはフォアエンドからばらしてみましょう。
まずシェルチューブとアウターバレルを固定しているバレルクランプを外します。
次にシェルチューブを外し、フォアエンド下部の六角ネジを二つ外します。
そうするとフォアエンドが前方向にスルッと抜けます。
このようにフォアエンド部分自体は簡単にばらせるようですね。
CM350Lの方も大体同じ手順で外し、いよいよフィッチング…
キター!!
無事組み付け出来ました。
詳しく見てみるとCM355LとCM350Lのどちらも同一構造のようなので、ここは互換性があるようです。
さて、あとはストックを付けかえれば完成です。
ストックを外すにはこちらのネジを外すだけの簡単な作業です。
ちゃちゃっとやっちゃいましょ
う…?
あれ、なんか入らないんですけど…
それもそのはず、そもそもストック取り付け基部の設計が違いました。
CM350Lのものと比べて明らかに短いですね。
ぱっと見は「長いなら短くすればいいんじゃないの」と思いますが、微妙に取り付け角度にも違いがあります。
いやあこりゃー盲点でしたね…これでは互角性はないですね。
というわけで元に戻して見なかったことにしました\(^o^)/
というわけで「CM355L M870 M-style デザートカラー」でした。
いやーよかったですね。
マグプルスタイルのショットガンが好きな自分にとっては、まさに期待通りの製品でした。
こちらもよかったですが、やはりショットガンは数発発動時発射できないとですよね。
初速も期待通りの性能で、特に文句はありません。
命中精度がまだわからないので不安はありますが、CYMAのエアショットガンシリーズにはマルイのM3用のHOPパッキンが流用できるらしいので改善策もあります。
そういう点でもお勧めのCM355です。
まだ新しい製品で売り切れているショップもあるようなので、欲しい方はお早めに!!
あ、そういえばひとつだけ不満がありました。
それは…
ここに本来取り付けられているはずのゴムカバーがなかったことです。
これは最初からないのか取り付け忘れなのか…
ちょっとよくわからないですが、もしも同じくCM355シリーズを買った方が居られましたら、情報をいただけると幸いです。
2017/1/23追記
こちらに詳細書きました。
可変ホップ機能があればなお良しなのですが。
コメントありがとうございます。
マルイのM3と基本的に構造は同じはずなので、使えるとは思います。
ただ実際にやったわけではないので確実なことは何も言えません。
先述の通りマルイのM3シリーズと同じような構造なので、可変HOPではなく固定HOPになります。
とても参考になりました
カバーが無いのは残念ですね・・・
仕様なのか?付け忘れなのか?
どちらにせよ何とかしたい所ですね
私もフルメタマグプルショットガンを買いましたが、
私の個体にもストック付け根のゴムカバーが在りませんでした。
仕様?
コメントありがとうございます。
こんなつたないレビュー記事でも参考になったのなら幸いです。
カバーが無いのは仕様なのかは分かりませんが、まだ発売されたばかりでいかんせん情報が足りませんね。
とりあえず、自分はホームセンターにあるゴムパッドをを成型して取り付けようかと思っています。
>マヒロー様
はじめまして、コメントありがとうございます。
其方の個体にもカバーが無いとは…これはもしかしてもしかするかもしれないですね。
まだ仕様と決まったわけではないですが、とりあえず「ゴムカバーが取り付けられていない場合がある」ということは明らかになりましたね。
他の購入者さんのレポートが待たれるところです。
BLITZ ARMSで検索してもらうと3Dプリンタで制作したカバーを通販で販売してますよ
コメントありがとうございます。
おお、貴重な情報をありがとうございます!
BLITZ ARMSさんは以前から存じ上げていましたが、まさかこんなに早く対応パーツを製作されているとは思いませんでした(笑
早速注文してみましょう。
また、どの辺りに、どのくらいの長さを貼れば良いのでしょうか?
はじめまして、コメントありがとうございます。
やはり排莢が上手くいきませんよね。
まず、スポンジテープはホームセンターに売ってあるものが良いかと思います。
スポンジテープを張る位置は、シェルマガジンの挿入口内部のピストン側です。
ここに貼ることによってシェルマガジンに上方からテンションがかかり、排莢の際に勢いよく飛び出てくるというわけです。
厚さは大体1cmよりも少し少ないくらいが丁度いい感じだと思います。
勿論厚ければ厚いほど勢いよく排莢されますが、今度は装填の際に苦労しますので。
この辺りは個人差なので、自分が一番使いやすい厚さを試してみてください。
つたない説明ですが、分かりにくかったらすいません(笑
早速、試してみます^^
ちょっと遅い書き込みになりましたが、、、
参考にしました(。-人-。)
軽そうだし樹脂製ならフィールドで多少手荒く扱ってもいいかなと選びました。
実は先程手元に届きました(黒)
グリップが少しぐらついていて笑ってしまいましたが、Mスタイルはかっこいいですね~☆ミ
ゴムカバーは着いていました
お座敷用にミディアムサイズのフルメタルもいいかもと思ってます。(^^ゞ