TRUNK

東京マルイ「M1911A1」…だったもの②

またかよ!と思われていると思います、すいません＼(^o^)／
今回のマルイガバメントは中古で購入したものをカスタムしたものになります。
いやあ中古のマルイの1911を見るとついカスタムしてしまいたくなる悪い癖が…
中古での購入品なのでパーツの出処が分からないものも沢山ありますがご容赦ください。
さて、今回のガバメントは…何やら色々とおかしいですね。
一つ一つ説明していきましょう。


 
ベースとなったのは東京マルイ「M1911A1」です。
スライドとフレームはお馴染みキャロムショットのチタニウムシルバーで塗装。
グリップは恐らくアルタモントのキンバーの木製グリップ。
トリガーは何処のものかわかりませんが、スリーホールトリガーに換装されています。
ハンマーもMEUと同じものになっていますね。
 
グリップセーフティはビーバーテイルのもの。
ハウジングはストレートタイプの何だかハイキャパっぽいものが使用されてますね。
こういった黒系パーツは全てお馴染みキャロムショットのブラックスチールで塗装しています。

 
フロントサイトは恐らくフリーダムアートのMEU用集光サイト。
マットなシルバーモデルのガバメントを意識したため、ブッシングも塗装しています。

 
ホールドオープン。
アウターバレルはマルイコピーの海外製の金属アウターを使いました。
メーカーを言うと「ARMY ARMAMENT」というところ。
これを使えるようにするまでが本当に辛かった…すり合わせってレベルではなかったです＼(^o^)／
インナーバレルはPDIのものが使われていました。
ロングスプリングガイドは恐らくPDIか、もしくはライラクスのどちらかと思われます。
それにしてもこのホールドオープン、超かっこいいと思いませんか。

 
刻印はシンプルに45ACP。
素直にかっこいいですね。



さて、ここまで見てきて気づく人は気づいたと思いますが、このカスタム絶対おかしいですよね。
マルイのミリガバはフロントサイトが一体成型のため変えられるはずがないし、リアサイトもノバックタイプのものがついているのはどう考えてもおかしい。
フレームの方だって、ミリガバにはそもそもビーバーテイルのグリップセーフティは取り付けられないはず。
しかし刻印をみてもこれはどう考えてもミリガバのスライドとフレームですよね。
ここまでくると考えられることはひとつしかありません。

つまりこれ、スライドとフレーム共に大幅な加工がしてありますね。
しかもかなりの高精度です。


これを見てもらったらわかりますが、元からそうであったかのように加工されています。
こんなことはフライス等の加工機械を持っていないと不可能です。
こんなにすごいカスタムがされているのに…自分が買ったときの状態は未塗装、アウターバレルはノーマル…
グリップが立派だったからでしょうかね、妙に外観がチープに見えてしまいまして…
これはカスタムして生まれ変わらせねばなるまいと、買ったその日にドレスアップが行われた結果…こうなってしまいました。
結果的に自分が手を加えたのは塗装とアウターバレル交換くらいだったんですが、これによってチープさもなくなり非常にかっこよくなったと思います。

 
マガジンも色に合わせてニッケルフィニッシュの物に変更。
うーん、写真映えしますねえ。



 
そんなわけでこの銃は「M1911A1カスタム　チタニウムフィニッシュ」とでも名付けておきます(ひねりなし)。
レビューは以上となります。

中古のガスガンというのはなかなか曲者で、いいものもあれば悪いものもあります。
まあ一度人の手に渡ったものですからね。
何をしているかわからない、というのは結構な不安要素ですよね。
しかし、今回に限っては当たり中の当たりだと自分は思っています。
スライドやフレームを高精度に加工することなんて機材的、技術的にも自分には不可能ですからね。
それが既にやってあるものに出会えたというのは幸運なことです。
前の所有者さんが自分でやったのか依頼してやってもらったのかはわかりませんが、恐らくそれなりの費用がかかったことと思います。
それを売却するというのは余程のことなので、自分がそれを受け継ぎ、大切にしていかなければと思います。