2015年03月03日
東京マルイ コルトパイソン 4インチ リアルカートカスタム
男なら一度はリボルバーに憧れる時期もあると思います。
昔の刑事ドラマやアニメでは印象的に使われているシーンが沢山ありましたからね。
東京マルイのリボルバーは命中精度が高くて楽しいけど、リボルバーはやはりカートリッジがなければ面白くない!
というわけで、本日は東京マルイの「コルトパイソン4インチ」をカートリッジ式にしたものをレビューします。
パイソンの4インチといえばシティーハンターの主人公である「冴羽 獠」が愛用する銃ですね。
今回はそれを意識してカスタムしました。
パイソンといえばやはりこのグリップですよ。
グリップは昔のマルイ製旧型パイソン6インチに取り付けてあったものが無加工で取り付けられます。
このあたりはNEWマルイパイソンでも設計は変わっていないようですね。
ちなみに説明書のパーツリストにも未だにこのグリップパーツは載っています。
注文したら届けてくれるのだろうか…
今回はGスミスというところの「銃Ⅱ」というスプレーを使って塗装してみました。
基本的に黒く見えますが、光が当たると若干青っぽく見えますね。
さて、ここからはカートリッジ式のお話です。
現在リアルカート式にするキットを発売しているのは、キャロムショット製とマルベリーフィールド製の2種類のみ。
昔は他にもあったらしいですが、現在は絶版ですね。
このカートリッジ式にする改造は本当に簡単で、シリンダー部分だけ分解してシリンダーの中身のパーツを取り外してカートリッジを差し込むだけです。
シリンダーの分解の仕方は、キャロムショット、マルベリーフィールドのどちらのHPにも詳しく掲載してあるので助かりますね。
ちなみに取り外したパーツも簡単に元に戻すことができるため、カート式から24連射システムに戻すことも容易です。
カートリッジ式になったことでリアルにはなりましたが、エキストラクターロッドは元々稼動しないため、エキストラクターで薬莢を押し出すアクションはできません…非常に惜しいところです。
まあ銃を斜めにして排莢すればいいだけの話ですけどね。
このアクションもカート式ならではで楽しいんですよね。
カート式に拘るあまり、気がついたらカートの数もこんなに増えてました。
カートは頭が銀色のものがキャロムショット、ブロンズ色のものがマルベリーフィールド製のものになります。
そしてスピードローダーなんですが、今のところ三種類の存在を確認しています。
一番右がネット検索で最もよく見る実銃パイソン用のスピードローダー。
PYの刻印が有る銀色のポッチを左に回すことで弾丸がリリースされる方式です。
そして一番左は昔コクサイというメーカーが出していたパイソン用のスピードローダー。
これは後ろの大きいポッチを押し込むだけで弾丸がリリースされる方式。
そして真ん中のものは恐らくノンブランド品で、パーツのサイズなどが異なるもののコクサイのローダーと全く同じ機構のもの。
この中だとコクサイのローダーが一番使いやすく感じましたね。
何よりシリンダーに押し込むだけで装填されるので力をかける方向的に楽です。
弾丸の装填もスムーズでストレスを感じません。
ノンブランド品のローダーも全く同じ機構なのですが、個人的には装填時に少し引っかかりがある感じがしたので、自分はコクサイのローダー推しですね。
コクサイのローダーは現在絶版品ですので、ヤフオク等で運良く出品されていたら手を出してみるといいと思います。
さて、ここからは下は自分が実際にカートリッジ式にしてみて感じたことを書いていきますね。
命中精度の高いマルイのパイソンをカートリッジ式にしたことで、リアルカートなのによく当たるパイソンが出来上がったぜ!と、思う人は悲しい現実を見ることになります。
ノーマルではよく当たるマルイのパイソンですが、カートリッジ式にすることで命中精度が低下します。
しかもカートリッジの種類によっても弾のばらつきに違いがあります。
キャロムショットのカートリッジはわりと真っ直ぐ飛んでいきますが、たまにドロップショットになることもあり決して一定しているとは言えません。
マルベリーフィールドのカートリッジに至っては殆どの弾がドロップ、もしくは左右にブレます。
もちろん個体差もあるかもしれませんが、やはりカートリッジの方のBB弾の保持に問題があるようですね。
この結果から、マルベリーフィールドのものよりもキャロムショットのものの方がしっかりした作りになっている感じです。
定価で5000円以上するだけのことはありますね。
まあこれらの結果は10mレンジでのお話なので、もっと近い距離ならば気にならないのかもしれませんね。
というわけで「コルトパイソン 4インチ リアルカートカスタム」 でした。
色々と書きましたが、結果的に個人的には満足出来るカスタムでした。
考えてみれば、社外品を使っている時点で命中精度が悪くなることは覚悟しておかねばならないことですしね。
そもそも、このカスタムは命中精度を求めるものではなく、マルイのリボルバーをカート式にするということが本来の目的でした。
少し欲張りすぎていた自分に反省です。
このレビュー内容を、これからマルイパイソンをカート式にしたいという人の参考にして貰えたら幸いです。
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