2016年04月19日

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック エアリボルバー

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
東京マルイ「コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー」

 少し遅くなりましたが、東京マルイの新製品「コルトパイソン4インチ エアリボルバー」をレビューしていきます。
2013年の発表から約3年の月日が流れ、満を持して発売された本製品。
リボルバーユーザーからの期待も大きかった事でしょうね、自分もその一人です。
ちなみに、このブログでは初の10歳以上用のエアガンレビューになります。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
ぱっと見はガスガンの方のパイソンと遜色ない感じです。
艶のある青みがかったブラックなので高級感がありますね。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
バレルの刻印は左側は実銃通りの刻印、右側はマルイのオリジナル刻印になっています。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
コルトのお馬さんはリアルに再現されています。
また、グリップにもコルトのメダリオンが見えますね。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
マズル部分はこんな感じ。
ガスガンにあったような分割のモールドはなくなっていますが、代わりにパーツとパーツとの間に隙間ができてしまっています。
まあ10歳以上用なんで特にこの辺りは気にしません。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
トリガーガードや各所のパーティングラインは未処理のまま。
全体的な塗装の仕上げがいいだけに残念ではありますが、エアリボルバーにそこまで求めてるいる人はあまり居ないと思います(自分含め)。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
トリガーはセレーションなどは入っておらずスムースなものに。
こちらにもパーティングラインが残ってますね(笑

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
グリップはパックマイヤー風のフィンガーチャンネルタイプ。
一見ラバーっぽいですが、単なるブラです。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
シリンダーはいつものラッチを手前に引くことで解除可能。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
シリンダーは筒抜けでリアルな構造。
インサートの入ってしまうモデルガンでは味わえない光景ですね。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
そしてこちらがカートリッジ。
綺麗にメタリック塗装されたブラ製カートリッジです。
見た目からしてホローポイント弾を模しているものと思われますが、なかなかにリアルですね。
BB弾はカートリッジの先端から1発だけ入れます。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
装填した様子がこちら。
カートリッジのリム部分にもリアルな刻印入りで、カートリッジ挿入時のテンションを上げてくれています。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
エジェクターロッドも勿論稼働します。
カートリッジ式ならではのアクションですね。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
実際にコッキングしてみると、シリンダーが固定される際僅かに前方に動きます。
そしてフォーシングコーンとカートリッジとエアホース部分とが密着して気密を取り、BB弾が発射される仕組みのようですね。

●実射と操作感
さて、使い方もわかったところで次は実射です。
まずコッキングですが、マルイさん曰く「軽いコッキングで素早く撃てる!!」とのことでしたが…
正直いって軽くはないですね。
10歳くらいのお子さんくらいだと両手を使ってコッキングしないとつらい感じです。
クラウンのエアリボルバーと同等か、それより少しだけ軽いくらいなんじゃないですかね。
お次はグルーピングの確認。
いつも通り5mの距離から5発撃ちます。
今回は0.12gの弾と0.2gの弾、両方で撃ち比べてみましょう。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
マルイ0.12g弾(パイソン付属品)

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
マルイ0.2gバイオ

なるほどなるほど。
0.12gの方はなんとか直径10㎝に収まった感じですね。
対して0.2gの方は大体5㎝以内に収まっています。
当然ですが、やはり重量弾の方がグルーピングはよくなりますね。
ただ、その分着弾が下になっています。
そうなると0.12gの方がいいのかなと思いましたが、ちょっとホップが効きすぎるとの噂も聞くので遠距離で撃てない現状では何とも言えないです。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
お次は弾速。
左が0.12gで右が0.2gです。
0.12gであれば10歳以上用ではまあまあの弾速。
0.2gの方だとやはり遅いですが、その分命中精度は高くなるのでトントンといった感じ。

●おまけ
さて、ここからはおまけコーナー。
マルイのエアリボルバーが発売されて皆さん気になっている事があると思います。
「他社のカートリッジはマルイエアリボルバーに使えるか?」「マルイエアリボルバーのカートリッジは他社のものにも使えるか?」
この二つはリボルバーファンならば気になっていることだと思います。
そんなわけで検証していきましょう。


「他社のカートリッジはマルイエアリボルバーに使えるか?」
まず他社のカートリッジですが、今回用意したのはこの4つ。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
左から、キャロムショット製マルイガスパイソン用カートリッジ、レインボーラグーン製マルイガスリボルバー用カートリッジ、マルシン製M36/M60用Xカートリッジ、クラウン製エアリボルバーパイソン用カートリッジ。
この4つでテストしていきましょう。
とりあえず、まずは入れるところからですね。
果たして入るのか…

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
入ったー!!
どれも問題なくシリンダーに収めることができました。
と喜んだのも束の間…実際にBB弾を入れて発射しようとしたところ、どのカートリッジも上手く発射されませんでした。
おそらくカートリッジのサイズや構造の関係で上手く気密がとれてないんでしょうね。
カートリッジの種類によってはシリンダーが回らなくなったり、ハンマーが落ちなかったりするケースもあり、故障の元なのであまりやらない方が賢明でしょう。
そんなわけで他社のカートリッジは使えないだろうという結論に至りました。
勿論今回用意したカートリッジ意外は試していないので、もしかしたら適合するカートリッジが存在するかもしれないですけどね。

「マルイエアリボルバーのカートリッジは他社のものにも使えるか?」
こちらも気になっている方が多いと思います。
マルイのカートリッジはブラ製ですが、リアルな塗装がされていてかつ価格が非常に安いので他社のリボルバーにも使うことができれば色々と夢が広がります。

まずはマルシンのM36チーフスペシャルに装填してみます。

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
あれっ、ここから先に行こうとするとキツキツに…何故だ!!
それもそのはず、このカートリッジはリム部分にいくにしたがって径が若干大きくなっているようです。
つまりカートリッジを加工しない限りスムーズな装填は不可能。
ちなみに頑張って押し込めばカートリッジを装填することはできますが、エジェクターロッドで排莢しようとしてもキツキツで抜けません。
BB弾の発射は問題なくできるんですが…これはもったいないですね。
カートリッジをちょっと加工すれば使えるようにはなりそうですが、せっかくの綺麗な塗装を落としてしまうことになるのでちょっと…って感じですね。

お次は同社のガスリボルバーを改造してカートリッジ式にしたものです。
同じ会社のものなんだから入るだろうと高を括っていたんですが…

東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー 
なん…だと…
あと少しのところでやはり引っかかってしまいました。
マルイのガスリボルバーは元々が24連射システムという独特な機構を搭載していてエジェクターロッドが稼働しないので、このまま無理に押し込むとカートリッジが取り出し不可能になってしまいます。
まあ、たとえ装填できたとしても構造上発射はできないんですけどね。

他にも対応するものがあるかもしれないですが、とりあえずこの二つはダメでした。
まあこの結果は参考までにということでお願いします。


東京マルイ コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー
というわけで、「コルトパイソン4インチ ブラック  エアリボルバー」でした。
全体的な仕上げは良く、質感も高く高級感があります。
パーティングラインなどの処理は残念でしたが、10歳以上用ということを考慮しても出来はいい方だと思います。
グルーピングに関してもエアリボルバーにしては高い方なんじゃないですかね。
少なくともクラウンのエアリボルバーよりは良い感じがします。
カートリッジの互換性云々に関しては、完全に自分の過剰な期待でしたね。
この辺りの共用が上手くいくと楽しいんですけどね(笑
しかし、マルイのエアリボルバーはいい意味でリボルバーの可能性を広げてくれたような気がします。
これからもいろいろと試していきたいと思います。  

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Posted by 銀色二十代  at 04:01 │Comments(0)エアーコッキングリボルバー

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