2015年08月29日
マルシン エンフィールド No2.Mk1 HW
本日レビューするのは、我らのマルシンから発売されているモデルガン「エンフィールド No2.Mk1」です。
エンフィールドといえば、イギリスのウェブリー&スコット社の開発したウェブリーリボルバーを原型とした回転式拳銃。
一般的なリボルバーと違い、中折れ式の構造を持つ点が主な特徴です。
エンフィールドは映像作品にも多く出演しています。
宮崎駿のジブリアニメにも多くでてきますね。
有名どころで言うと、ムスカ大佐が持っている銃がこのエンフィールドです。
他には、シャーロック・ホームズで、ワトソン博士が愛用していますね(画像では何故かホームズが持っていますが)。
あと、最近ではアニメ「血界戦線」でも、ヒロインであるホワイトが持っているシーンがありましたね。
このアニメの最終話はいつやるんだろう…おっと、話がそれました。
というわけで細部を見ていきましょう。
刻印はあまりなくシンプルですね。
マルシンの刻印は少し残念ですが、そんなに目立つものでもないので許容範囲です。
素材はHW樹脂を使っているため、見た目もよく重量感もあります。
モデルガンなので、銃口とシリンダーにはインサートが入っています。
シリンダーの方のインサートが少し目立ちますが、致し方なしですね。
グリップは木目調の樹脂グリップです。
遠目なら木に見えますが、近くで見ると表面がつるつるしているので樹脂製だとバレバレです。
マルシン純正で木グリップが発売されているので、気になる方はそちらを買うといいでしょう。
このエンフィールドはハンマーがあるモデル。
よって、シングルアクション、ダブルアクション共に可能です。
さて、いよいよここからがエンフィールドの真骨頂。
魅惑のブレイクオープンです。
ブレイクオープンをするためには、ハンマーが落ちた状態で、ハンマー横のレバーを下に下げます。
そして銃身を折り曲げると…
このようにブレイクオープンします!!
オープンと連動してカートリッジが押し上げられ排莢されます。
エンフィールドといったらこれですよ。
ほんとかっこいいですよねー。
カートリッジは真鍮製の発火用カートリッジ。
38S&W弾を再現してあります。
火薬は7mmのプラグ火薬を使用します。
火薬の入れ方などはいつものモデルガンと同じなので省略します。
それにしてもこの細さですよ…いやー惚れ惚れしちゃいますね。
というわけで、「エンフィールド No2.Mk1 HW」でした。
いやーこれは良いものですよ。
アメリカのリボルバーにはない華奢な外観がとても美しいです。
そしてなんといってもブレイクオープンですよね。
勢いよくブレイクオープンすると、カートリッジが一気に排莢されるあのアクションがたまらなく好きです。
たとえ弾の出ないモデルガンであったとしても、この銃は手元に置いておきたいですねー。
あとはこの銃でエアガンも出てくれれば文句ないんですが…
希望があるとすれば、二六年式拳銃を製作されているハートフォードさんとかですかね。
ワンチャン…あるといいですね。
ちなみにこちらは海外発売されているCO2ガスガンの「ウェブリーMkⅣ」です。
これが一番理想なんですが…無理なんだろうなあ。